×読売1-7広島○
東京ドームで観戦してきました。
建さん5勝目です。
サタデー建さんとは違い、フライデー建さんは勤め人にとってはいささか困った存在。先週に引き続き、今週も時計の針が18時を示すとともにルルーシュもかくやという俊足で球場へ向かいました。「仕事頼むよ」と言う上司を尻目に。
「小窪が出ていません」
という報告を受けながら着席しましたが、皆さんご存じの通り私は鋭い観察眼を持っているため、言われるまでもなく情報収集は済ませていました。スコアボードの両軍のスタメン、審判の顔ぶれ等による戦況の把握、レフトスタンド及び三塁側内野席のカープファン比率の分析、どのおねーさんからビールを買うかの選定、逃走ルートの確保など済ませるべきことは全て済ませています。くだらないことを、と冷笑を返しました。
4回表になって
「やったー、喜田剛ヒット打ったよー。ん、あれ、喜田剛? なんで。あ、シーボル出てないじゃないか! なぜ言わなかった、この魔女め!」
と叫びましたが答える者は誰もいません。本当に、金曜日の東京ドーム三塁側指定席Bはガラガラでした。
建さんは7回で交代かと思いましたが、まさかの続投。やってくれます。1失点は残念ですが、リリーフ陣を休ませることができたという戦功は、きっと論功行賞でも考慮されるに違いありません。
試合後はベンチ上までダッシュ。ヒーローインタビューからスタンドへ向けてのガッツポーズまで堪能させていただきました。ありがとう。
娘の携帯ネタが持ちネタになっている建さん。DOCOMOのイメージキャラクターになる日もそう遠いことではないでしょう。
他の選手で言うと、赤松はやはり速いです。3回表のヒガシデのライト線への当たりで一塁から一気に帰還。え、もう三塁廻ってる! いつの間に!? というスピードは、私は今までに福地くらいしか見たことありません。ポップフライを打ち上げない打撃改良ができれば、良い選手になります。誰かよろしくお願いします。
1死1、2塁で8番倉の場面では、送れ送れ、建さんに賭けろ、と思ってました。打ってくれるなんて思いませんでした。倉選手ごめんなさい。しかし珍しいものが見れました。前回来たときは赤松のホームランとかありましたが、東京ドームはなにかが起こる不思議な球場です。人為的なものでしょうか。
前田健投手や大島投手など、二軍で先発して結果を出している選手が中継ぎで出てきています。篠田投手もそうでしたね。なぜすぐに先発をさせないのかという声があります。
気持ちはよく分かるのですが、しかし、そう簡単に一軍で先発の機会があるというのは不健全です。フリーチケットが大量発行されていた今までが異常だっただけで、まずは中継ぎで好投してみせて、さらに事情でローテに谷間が出来たときに限りチャンスがある、という健全な状態に戻っているのです。喜ばしいことではないかと。
とりあえず、ようやく観戦初勝利。2連敗だったので嬉しいです。
土曜日は篠田投手かな。がんばれー
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