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己が自らを紹介する

非常に低い確率ではあるが、私のことを知らない人間がいるかもしれない。その人に言っておくが、私は有名人である。ちょー有名人と言っていい。道を往来する私の友人に「私のことを知っているか?」と問うたところ、のべ100人のうち98人までが「あたりまえやろ」と答えたことがそれを証明している。知っていると答えなかった者たちのうち1人は犬であり、1人は赤ん坊であったことを考えれば、全人類が私のことを知っていると考えても間違いとは言えない。
そんな有名人の私ではあるが、何事にも例外はある。ひょっとしたら、知らない人間がこの場所に紛れ込むことがあるかもしれないので、ここに自己紹介文を置いておこうと思う。以前にも書いたことはあるが、もはや探すのも大変であろうから新たに書き下ろすことにする。

私の名前は志賀である。職業は売れっ子小説家であり、キュートな秘書と美しい編集者とカワイイ義理の妹に囲まれて仕事をしている、と言うと大抵の男性と一部の女性に羨ましがられる。しかし、実際には羨ましがられるようなものではない。理由は3つある。
一つ。ウハウハ状態のようでいて、実際は美しい編集者は締め切り前には鬼に変化するし、手を出そうものなら鬼の編集長が襲来する可能性が大であり、緊迫感がある。
二つ。小説家とはアイディアが出ない期間は地獄であり、いっそのこと自分の命を断ってしまおうと思いつめるほど厳しい職業である。
三つ。私が売れっ子小説家だというのは妄想である。

本当のことを言うと、私はSEをしている。趣味で野球観戦に熱をいれ、ヒトの常として恋をし(常に片思いである)、肉欲におぼれ(常に玄人相手であり、しかも画面の中にいる)、後悔している(こんな文章を書いていることを)。食事をし、空いた時間をみつけてはマンガを読み耽り、テレビゲームをしている。残りの僅かな時間を、社会人にとって重要な自己啓発などの勉強にあてている。
持っている名刺には、SEではなくコンサルタントと書いてある。しかしコンサルタントといっても、きらびやかな戦略系にいる経営コンサルタントなどではない。単なるITコンサルタントであり、つまりSEに毛が生えたくらいの仕事にしか従事してはいない。小学生であれば、毛が生えている生えていないは重要だろうが、私は大人である。毛をそるプレイもそれはそれで好きな人がいてもおかしくはないな、と考えられる程度には大人なのだ。私はSEをしていると言っておくことにする。

このブログの名前は『カプリコン綺譚』である。カプはカープを表し、コンはコンサルタントを表していることは誰も知らない。私自身も知らなかった。真実は、聖闘士星矢に出てくる山羊座カプリコーンのシュラが大好きだっただけの話である。教皇の悪事を知りながら加担していたくせに、いつのまにか女神(アテナ)に最も忠誠心厚き聖闘士になっていた結果オーライな人生は見習いたいものである。
まぁ偶然ではあるがそういう奇妙な符号もあるので、コンサル日記でも書こうかと画策しているところだ。

趣味の野球観戦についてはかなりのオタクぶりを発揮していると思われる。初めて会った人に「学生のときは年間80試合くらい見に行ってたんですよ」と自己紹介すると、「ウソでしょ!?」と驚かれる。そんなに熱心に球場に通いつめるニンゲンを見たことがない人が多いようだ。まぁウソなのだから、なかなかいないのは当然である。

砂漠を焦がす灼熱の太陽のように優しく、シベリアの猛吹雪のように温かな雰囲気の家庭に育った人間らしく、私の人となりについては、会った誰もが「ああはなっちゃいけないよ」と子供を諭すくらい好意的に評価してくれている。その評価は概ね正しく、人間的に未熟で、知性と運動能力、容貌などにかなり劣ったところが見受けられるがそれら以外は特に欠点はないと自分でも断言できる。
容貌については想像していただくしかないが、福笑いが成功した光景を思い浮かべていただければかなり近いのではないかと思われる。少なくとも、目が2つ、鼻が1つ、口が1つあるのは同じである。想像できない方は、ジャンクロードヴァンダムの姿を思い浮かべていただきたい。それが、私がイメージする私の姿である(私の嫌いな言葉は「現実」だ)。

まだまだ自分について語っておかねばならぬことは多い。ここで終わっては読者にあらぬ誤解を受けかねない。なので、何かというとお地蔵さんに傘をかぶして廻ってるんだとか、大魔王の最大呪文を真正面から受け止めたために「なぜよけない!?」と駆け寄ってくる仲間が瀕死の私の後ろに幼い子供を見つけたのだとか、それを見て胸がキュンとなってしまった王国一の美少女魔法使いがいたら良いなと思っているんだとか、そう言うことも一応書いておいた。

紙面(書く気力のこと)が尽きてきたので、最後に一言書いてこの自己紹介を終わりたいと思う。

この文章はノンフィクションであり実在の人物・団体と関係があることを強く否定しておきます。

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