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34号文書

投手[仁部]
鳥谷四球ノーアウト1塁
矢野四球ノーアウト1塁2塁
町田四球ノーアウト満塁
赤星押出し死球ノーアウト満塁
藤本ライト前タイムリーヒットノーアウト満塁
投手交代[マルテ]
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■綿流し編

「カープ投手陣も大変だな」
「……てるんだよ」
「え?」
「呪われてるって言ったの」
「なっ」
「カープはね、カワバタさまの祟りを一身に受けたチームなの。出て行った投手のことごとくが活躍するのはカープだけ。その投手たちを味噌っかす扱いしていたコーチだけが残った! コーチの寵愛を受けた子たちのことごとくが壊れた!!」
「お、おい」
「今回だってそう! 四球を連発する心の弱さを指摘する解説者もいたけど、サトシくんは逃げ出すような人じゃなかった! いつもチームのために頑張っていたのに! 可哀想なサトシくん、なんて報われないサトシくん! なんて恩知らずなチームなの。カープは呪われたチーム。カープに入団すれば、祟りで死ぬか消されるか!? カープに安らぎなんてあるものか! ベイルとダグラスが打たれたのだって、きっとカープのせいだよ! 違いない、違いない、違いないチガイナイチガイナイチガイナイチガイナイチガイナイチガイナ」

継投成功率1%

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■祟殺し編

このような投球を見せた仁部投手に対しても、ブラウン監督は手を差し伸べた。清川投手コーチとともに、移動日の特訓に付き添ったのだ。「私は仁部という投手に自信をもっている。彼の自信を回復させたかった」

「これまでならその日にファーム行きを告げられていた。すごくうれしい」

失敗とはおそれるものではなかったのか。
練習ってこんなに楽しかったのか。
試合がこんなに待ち遠しいものだったのか。

監督の信頼が、こんなに心を打つものだったのか。

そう、誰の命令でもない。
自分の選んだ道。
全ては、あの日々を……強いカープを取り戻すために。

もうすぐ終わる。
全部終わる。
そう。

まーてぃのなく頃に。


それは、喜劇。

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