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こんな上司

「3月の3日って休ませてもらってもいいですか?」

私がそう尋ねると、上司は眉をひそめた。どういう時期かわかっとんのか、あ、こら、お、こら、まわりの状況みて休めやボケが殺すぞ。そう思っているのがビンビンと伝わってきた。

「神戸のスカイマークスタジアムで所用があるのです」
「許す」

二つ返事でおっけ。
けっこういい上司かもしれない、と思いました。

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柔軟な思考

週末は実家に帰っていた。
我が故郷は広島県東部にあるので、もちろん両親はカープファンである。そうなると、当たり前の展開として今年のカープがどのような戦いを繰り広げるかについて熱い議論が始まってしまう。

私の主張:カープは優勝。太陽が東から昇るのか否か疑問に持つ者などいない
父の主張:はっは、ナイスジョーク

私は憤慨した。なぜカープファンでありながら、その強さについて疑問をもつのだろうか。カープの打撃陣の充実度、卓越した監督の指揮能力、様々なタイプが揃ってきた投手陣の成長。1979年のカープを例にあげれば、日本一以外考えられないではないか。懇々と説明したが、話は平行線を辿ったまま物別れに終わった。

カープファンには頑迷な悲観論者が多すぎる。正常な判断力を持つ者が多い証拠であろう。私も彼らのようになりたい。

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34号文書

飲んでる時に「ヒトの心臓は20億回鼓動を打てる」という話が出て寿命の話になったら、五老峰の老師(聖闘士星矢)を思い浮かべ腹をよじらせるであろう方々、こんにちは。トモダチになってください。

早いもので、人生も折り返し地点が近づいて来ています(時が遡らない限り近づきます)。私は94歳で大往生するので、残り60年あまり。カープが宇宙を制覇するにはあまりにも短い時間です。カープの栄光をこの目で見ることは出来そうにありませんが、しかし、だからこそ、現在のカープを全力で見続け、記録したいと思います。

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バレンタインの過ごし方

「そんなバカな。嘘だっ! あなたのような洒落て小粋な玉三郎がチョコをもらえないはずがありません。本当はどんなバレンタインを過ごしたんですか?」
というメールを誰もくれないので、自分で書いてみました。お答えします。

当然というべきか、本当は美しい花たちに囲まれて両手に花どころの話ではありませんでした。
具体的に言うと、左手には眼鏡の似合う可憐な花が一輪(取引先の部長・50代)、右手にはおしゃべり好きな大輪が咲き誇り(わが社の課長・40代)、正面には小粋なギャグで笑わせてくれる麗しき花(取引先の課長・40代)と素敵な環境で飲んでいた次第です。左前方には私に惚れ抜いているヒトがいて、「夜は寝かせないんだから! スタミナつけてね。ふふふ」と口にしたいのに出来ず「来週は徹夜さすけーの、体力つけとけよ。くけけけけけけけ」と素直になれないいじらしさを見せるツンデレすみれ草(わが社の係長・40代。みんなオッサン)が鎮座ましましてました。まさによりどりみどり。こんなにモテていいのだろうか、と嬉しくて、嬉しくて、あくまでも嬉しくて涙が出てきました。
私が父親になり、幼い息子を残して死んでしまうようなことがあった時の遺言は、その日決めました。

「わしがお前に望むことはひとつだ。……父さんのようにはなるな」

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本命チョコ

バレンタイン・デイが過ぎ去りました。皆様いかが過ごされたでしょうか。

言うまでもないことですが、私ほどの好人物ともなると、このバレンタインとは手提げ袋を複数用意しなければいけない日です。今までは。しかし、私も三十路が近づき落ち着きを身に付けつつあります。いつまでも複数の女性を相手にしているわけにはいきません。
言ってしまいましょう。

今年は14日にいただいたチョコはゼロでした。

私には心に決めた女性がいるので、他の方に本命チョコをいただくことを辞退申し上げたのです。この決意により、今年の獲得チョコ数はゼロになりました。この硬派な姿を見てファンが増えてしまったような気もしますが、それは仕方のないことです。太陽は皆から見上げられる存在なのですから。
勘のいいひとは既にお気づきだと思いますが、もし本命チョコを貰っていたとしても、今年の獲得チョコ数はゼロです。第一、ゼロってことは本命の人からも14日にもらえなかったってことですもんね。わーい。あっちゃんカッコイー!

なあ、雪穂。(チョコをくれず)俺を傷つけて去ることがアナタの優しさだったこと。今なら分かるんだけどな。

『白夜行』見てます。びっくりするんですが、原作まだ読んでません。テレビ見てから原作読んでみようと思ったのは、『魔法陣グルグル』以来です。

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はきだめのブルース

マーティが前田をキャプテンに指名したそうです。
キャプテン・マエダ
おお、まるでキャプテン・ハーロックのようにしっくりくる名前ではないですか。素晴らしい。響きというのは凡人が考えるよりずっとずっと重要なことです。『ピッチリ横分け鼻デカ兄さん』のようなもので。これがキャプテン・アライなどだと、どう考えてもコミカルなカープしか想像が出来ません。

「今日からお前は主将や!」
「ハイ!」
「……主将」
「ハイ!」
「主将、主将!」
「しゅしょハイ! ハイ!」

遊ばれてしまいます。
主将制度の復活は31年ぶりだそうです。それがどのような意味を持つのかは正直分かりませんが、前田選手の活躍を心から祈りたいと思います。

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三種の神器

「なんで草薙の剣とか宮中じゃなくて外にあるの?」

という同僚の素朴な疑問に答えられなかったので、三種の神器について細々と調べていたそんな矢先。『Q.E.D 神器封殺』という高田祟史センセの新作が出まして、三種の神器についてなかなか興味深い考察が述べられていました。

しかし何というか、研究発表小説ですね、コレ。

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究極の選択

上司に呼ばれました。

「おい、志賀、お前に一人配下の者をつけるとして、こーんな顔して(ぐちゃ)フゴフゴ言ってるけどすっごい仕事が出来る男と、ものすごい綺麗で、で、仕事がそこそこ出来る女の子とどっちがいい?」
「後者でお願いします」
「早っ。即答やったな」
「選択の余地がありません。猛省を促したいと思います」

来るのはまず間違いなく40くらいのおっちゃんだと思います。本当にありがとうございました。

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誉殺し編

な、なにぃ! ダグラスの評価が限りなく高まっていく!
ああ、あれは! かに座散開星団プレセペ!

というわけで、ショーン・ダグラスです。メジャー5勝という数字を引っさげてカープに入団したナイスガイ。マジメな性格と丁寧な投球で評価がうなぎのぼりです。他球団スコアラーにも要注意人物として名前が挙げられ始めています。内外の評判は以下の通り。

「低めに来ていて球威もあるので恐い存在」(巨人・上野スコアラー)
「球持ちがいい。下を使って投げていて、バランスがいい。メジャーで勝っただけのことはある。手こずるだろうね」(中日・高橋スコアラー)
「この時期から褒めたくはないけど、黒田に続くレベルの高い投球で安定感もある」(清川投手コーチ)
「この時期だから褒めまくるけど、20勝するよ」(志賀)

この春季キャンプというやつには誉め殺し要員が各球団から送り込まれてきますね。昔の、純粋な頃の私ならばその言葉を鵜呑みにし、知人に対し「この新外国人がいかに強大な力を持った投手か」を懇々と説明し、知ったかぶりをはじめたでしょうが、世知辛い世の中、私も鍛えられました。あのような甘い言葉には必ず裏があります。惑わされず、客観的な分析をしなければなりません。
結論から言えば、ダグラスはそれほどの投手ではなく、15勝3敗程度で終わるでしょう。

しかし、さすがプロと言うべきか、各球団のスコアラーは誉め殺しもレベルが高いです。

「球威のある球が低めにきている。ベーブ・ルースを彷彿とさせるピッチングだ」
「あのバッティングは脅威だ。沢村栄二でさえあれほどではなかっただろう」

などと言う人はいません。
まぁ、偵察に来てくれるだけでも喜ばしいことなのでしょう。カープのスコアラーたちも、他球団のキャンプへ赴き誉め殺ししているのでしょうか。発言を集めてみたいものです。

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紳士たるべし

新しいネクタイをして職場に行きました。

「めずらしいね、ピンクのネクタイなんて」
「ピンクじゃない。コンフォートレッドです」
「そんな色知らない。ピンクだよ、それ」
「違いますって。あ、ほら、これ、よく見ると野球のバットやグローブの柄なんですよ」
「……あ、ほんとだ。自分で買ったの?」
「いや、プレゼントですけど」
「よかった。自分で買ったのかと思った」
「どういう意味ですかそれ。いいじゃないですか、自分すごい気に入ってるんですけど」
「そうだろうね。この野球マニアめ」
「え、野球オタク?」
「野球オタク」
「オタクとマニアってどう違うんでしょうね」
「さあ、どっちがいい?」
「どっちにしても当たってますよ多分。まあ、出来れば鯉キチと呼んで欲しいですけど」
「やっぱマニアだ」
「オタクです」

そんな会話を同僚と満員のエレベータ(出先)の中でしてたら、「おまえらアホな会話すな」と上司に呆れられました。そんななにげない日常の一コマ。

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球春到来

キャンプインである。一週間近く前から始まってるという風聞もあるが、それはともかく、カープの沖縄キャンプがこの程はじまった。

今年のカープは例年になく評価が高い。「も、もしかして、これなら5位になれるんじゃないか?」という驚きの声があちこちから聞こえてくる。これはやはりブラウン新監督の手腕への期待感であろう。逆に、私はこの好評価の嵐に「もしかしたら今年のカープは優勝出来ないかもしれない」と不安を覚え始めたところであるが、あらゆる角度から考えて杞憂であることが明白なので、検討しないことに決定した。

マーティである。
ブルペンでは早くもカミナリを落としたらしい。どういう課題を持って投球をしているのか、と。漫然と投げ込むのではなく、頭を常に回転させながらやる練習。マーティの指摘するこの姿勢こそが今までのカープに足りなかったものではないだろうか。勘違いしないで欲しいのは、過去のカープの猛練習が無駄だった、と言いたいわけではないことだ。これまでの練習で培ったものを土台にするからこその、頭を使った練習である。
カミナリを落とされた投手が本当に何も考えずに投げていたのかどうかは分からないが、そう怒られたときに言い返せるくらいに論理的にものを考えられる投手になって欲しいものだ。

新しいカープがどのような球団になるのか、どのような強いチームに変貌するのか。その兆しは早くも見え始めた。ネットでキャンプ中継を見る限り、選手から立ち上るオーラは力強く、星座の形さえその中に見えるほどである。

カープは強くなる。

私はそう確信している。この予感が間違いなく当たることは、毎年の私の予感が全て的中すれば今ごろカープが全宇宙を支配していることからも明らかだ。
開幕が楽しみである。

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