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不人気球団

広島東洋カープは不人気球団と言われる。

確かに昔はそうだったかもしれない(特に球団創設前がそうだ)。しかし、現在は状況は一変している。今年になって関西方面にカープファンがどれだけいるか聞き取り調査したところ、驚くべきことに全員が「カープファンです」と答えたのである。
カープファンが増えたのには様々な要因があるであろう。郵政民営化推進による社会状況の変化、上向きになってきた日本経済、カープ球団とファンよる普及活動などである。やや特殊な事情としては、今回の調査対象がスカイマークスタジアムへカープの応援に来た広島人4人であったことが挙げられる。

このような状況を踏まえて未来予想図を描くと、例外を除けば日本人全てがカープファンになる日も近いと思われる。何事にも例外があることが残念なところであるが(95%が例外という定義もあり得る)、それでもマスメディアが言い立てるほどカープに人気がないとは思えない。その証拠に、私はカープが大好きだ。

よく小説などで、自分以外はバカばかりに見てしまう高校生キャラが出てくる。学校生活をしている自分以外の生徒たちを見て「このような牢獄にいることをなんとも思っていない能天気なやつら」として捉える人物だ。最終的に考えが変わるならまだしも、最後までそのような冷笑的に終わるときもある。これは作者が学校生活というものをそのように捉えている、と言っていいだろう。
当然のことだが、私はそうは思わない。
中高生らしく、確かに学校をくだらないと思ったことはあるが、自分だけがそう考えているなどという選民思想はなかった。自分が悩んでいるならば、多かれ少なかれ他人もそう考えることはあったはずなのだ。自分だけが特殊な思想を持っているはずがない。そして、その上で彼らが学校生活を楽しんでいるとすれば、自分がうじうじ悩んでいるのに彼らは「ソレを克服している」ということだ。彼らのほうが上の存在なのだ。
私は、自分が抜きん出た存在ではなく、凡百の一個人に過ぎないことを知っていた。

上記のことを踏まえれば、私がカープファンだということは、他人も多かれ少なかれカープファンだということだ。つまり日本人が全てカープファンであり、カープが超人気球団であるというのは、論理的帰結である。なのに何故、広島東洋カープの身売り話が発生しているのだろうか、不可解でならない。

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Comments

僕もカープファンです。
頑張って欲しいです。

Posted by: GENKI | Sep 04, 2005 at 06:54 PM

コメントありがとー
人間の条件の一つに「カープファンであること」を追加すれば人類全てが鯉キチになることに気づきました。理想郷にまた一歩近づいたような気がします。

Posted by: 志賀 | Sep 05, 2005 at 11:09 PM

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