体を張った男
こんな話を聞いたことがあります。
達川さんといえば、死球を勝ち取るのに命をかけた男。
彼は二軍に落ちても変わりませんでした。
「いてー! 当たりました」
「当たってない」
「いや、これ、当たりましたって! ほら、ここ、ここ」
アンダーシャツをまくりあげてアピールする達川さんに対し、球審は言いました。
「お前ね、衣笠さんは二軍に落ちたとき死球を食らっても『当たってないから打たせろ』と言って打席に立ったものだぞ」
「!!」
感銘を受けた達川さん。
後日、どてッ腹に死球をモロに受けたとき。
「ぐ……当たってないから打たせてください」
「とっとと一塁行け!」
達川さん、人間としては大好きなんですけども!
やっぱなー、時期監督として名前が挙がると、ちょっとなぁって思ったりもするわけで。カープの監督候補としては三村、達川、野村、木下、山崎あたりですか。OBのみって巨人みたいですね。ここまでなり手がないとは。誰かビックリ箱用意してないかな。
ちなみに、『川端監督』という線はないでしょう。何故って、だってベンチに座ってちゃあ神宮のスタンドに来ているおねーちゃんたちをギラギラした目で捜せないじゃないですか! 試合ほっぽりだしてスタンド眺めるのが彼のライフワークなのに。ま、来年も試合展開を読んだりベンチと連絡をとってリリーフ投手に肩を作らせるなどの仕事をしないブルペンコーチとして、一軍に残ってくれることでしょう。
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Comments
達川さんの解説って意外と分かりやすいので結構好きです。
ただ、広島県民でない方には、言葉が聞き取りにくみたい・・・。
Posted by: 久生 | Aug 31, 2005 12:07 PM
ちーす。コメントありがとー。解説者としては飛びぬけた存在だと思うわけです。カープ・オブ・ラブで突き抜けろ!
って、聞き取りにくいのか…広島県民だとその辺わかりませんよね。ムムム。日本人総広島弁化を推進するしかないか。
Posted by: 志賀 | Aug 31, 2005 09:46 PM