移転先

当ブログは下記URLへ移転しております。

http://www.carpist.com/blog/

| | Comments (311) | TrackBack (0)

松坂が好投していれば

日本でのMLB中継予定がどのように定められているか知りませんが、松坂が久々の登板だったおかげでしょうか、土曜日の朝レッドソックス対メッツの試合がBSで放送されてました。
当然、わたしは目を輝かせながら建さんの出番を待っていました。
しかし。

メッツはサンタナ、パーネル、ロドリゲスの継投で5-3と逃げ切り快勝。松坂が好投してメッツビハインドの場面があれば、建さんの出番があったかもしれない。そう考えると殺意の波動に目覚めそうでした。
焦らしプレイは嫌いではありません。嫌いではありませんが。

次、またよろしくお願いします。

ちなみにこちらが、YAHOOで見る高橋建の成績。日本とは違う指標もあるので見ていて新鮮ですな。

| | Comments (393) | TrackBack (0)

3連敗。しかし。(5/23)

○ソフトバンク 5-4 広島× (ヤフードーム)

嶋が今季初アーチ、末永の台頭、リリーフ陣盤石と今後の希望に満ちあふれる良き試合でした。鞘師も(昨夜はともかく)たちまちの結果を出したし、小窪は一軍登録だし、明るい材料ばかりですね。しかし、さすがに栗原のチャンスに4凡退はちとショックでした。彼がこのままの調子だと、万が一の話ではあるのですが、カープは優勝できないかもしれません。杞憂でしょうが。

ところで、今日の試合の解説者は齊藤に対して当初イマイチな評価していましたが、しばらく見た後「右打者の内にくる横滑りするスライダーは打ちにくそう」と、それにより好投できているのではないかと仮説をたてる場面が見られました。
仮説の当否はともかく、このように考えを話してくれる解説者はありがたいと思います。齊藤を見て、「大した球のない凡投手だからそのうち打てる」と最初から最後まで言い続けるだけの某地方局解説者には見習って欲しいものです。

まぁしかし、桑田ではなく清原の解説が面白いという人たちもいるわけで。解説者の皆さんが「視聴者が求めている」解説をしている、と考えると色々面白い事象が見えてきます。プロ野球のビジネスモデルが変化している現在、解説者もどんどん変化していくかもしれませんね。

| | Comments (130) | TrackBack (6)

特徴のない観戦勝率

4/11(土) ○広島 2-0 中日(マツダ)
4/18(土) ×広島 0-1 ヤクルト(神宮)
5/19(火) ○広島 9-1 オリックス(京セラ)
5/20(水) ×広島 3-10 オリックス(京セラ)

私の今季観戦勝率は5割です。現時点では4戦で2勝2敗です。4勝とか4敗とかじゃないところが、我ながら凡人だと思います。
あえて特徴を探すとすると、4戦中3戦がマエケン先発の試合というところでしょうか。しかし、これも全試合でないところが中途半端です。しかもただの偶然というところがいかんともしがたい。建さんがいなくなってからは全てのカープ選手に等しく愛を注いでいるため、心は安らかなのですが面白みに欠ける毎日です。

誰か私の心を奪ってください。

| | Comments (59) | TrackBack (0)

同胞の復讐(5/17)

広島 1-2 読売 (マツダスタジアム)

やられっぱなしじゃない!
やられたらやりかえす!

カープの真髄、心意気を見ました。

ふん、この程度で屈服するものか。見てろ魔女め。

| | Comments (40) | TrackBack (0)

野球中継の解説者に望むこと

「なぜこの作戦をとったのか理解できない。私ならこうこうします」

特定名はあげないが、上記のような発言をする解説者がいる。
私は、この類の解説を全く評価できない。

その作戦を採った監督、もしくは選手がどのようなロジックで、どのような判断基準をもって作戦を実行したのか、その解説が欲しいのである。選択肢がいくつかある中で、「なぜ」採択されたのか、それを論理立てて説明するのが解説者なのではないだろうか。「私ならこうする」など誰でも言える。解説者(プロ野球経験者、実績をあげている名選手たち)が持つ思考のフレームワークが何であり、そこからはみ出た情報に対しどのように論理立てを行うのか、それを知りたいのである。
出し惜しみをせず解説して欲しい。

パ・リーグの試合中継をよく見るようになったが、解説者の能力は総じてパが上である。他チームの試合観戦率、情報量が多いのか、客観的、相対的な話をしてくれる。主観的な解説が多いセとは大違いだ。見習って欲しい。

私は野球中継解説者に望んでいる。
プレイしている選手に「プロならば云々」と苦言を呈するならば、プロ意識をもって解説してからにして欲しい。

| | Comments (75) | TrackBack (0)

Banquet of the golden witch

5/16 広島 0-0 読売(マツダスタジアム)

なんと言いますか、5月の状況を見ていると色々思い浮かびます。

====================
見るがいい、この赤き事実を!(注:赤字は真実のみを語る)

おまえを、カープファンを、絶対に逃れられぬ赤き結界にて封じて殺す。さらばだ、カープファンたちよ。出口なき絶対のルンバ密室にて、永遠に眠るがいい。さぁ、心して聞きなさい、赤き真実を。

カープ一軍には17人以上の野手はいない

謎の新戦力が現れて大活躍を、等という愚かしい考えは捨てなさい。
しかし、こういう言い方をすると、二軍にも有望な野手がいるじゃないかと屁理屈を言われるかもしれない。ならば、この赤字を追加する。

監督が登録しない限り、二軍選手は一切このゲームに関係がない

というわけで。次に、一軍に存在する16人の状況を全て説明する。


緒方は死亡している。
赤松は死亡している。
石井は死亡している。
シーボルは死亡している。
マクレーンは死亡している。
嶋は死亡している。
梵は死亡している。
倉は死亡している。
石原は死亡している。
廣瀬は死亡している。
喜田は死亡している。
松本は死亡している。
木村は死亡している。

以上、13人は死亡

そして。


東出は生存している。
天谷は生存している。
栗原は生存している。

これで16人全員!
====================

そんな風に魔女におもちゃにされている気がします。「カープファンの推理どおり、全ゲームの開始時、緒方はすでに死んでいる!」とか。緒方は幻想パートの住人かもしれません。

あれ、なんか『うみねこのなく頃に』の謎が解けてきた気がする。

| | Comments (91) | TrackBack (0)

カープが優勝する理由

想定通りの現象が起きている。

カープはGWの戦いを終えて借金2、2位ヤクルトと3ゲーム差の3位につけている。
しかし、この好成績にも関わらず、巷では「得点が少ない。決定打が出ない」「選手に元気がない」「ブラウン監督の采配が悪い」「やっぱりカープは今年もダメだ」といった声があがっているのだ。

実に喜ばしい現象である。

好結果にも関わらず、これこれの場面でこれこれの打者が打っていればもっと勝てたはずだ、打てないやつは二軍に行け、などと評してしまう。これは強いチームのファンに共通する特徴である。今までのカープファンであれば選手層の薄いチームであると理解していたため、選手を簡単に外せなどと言えなかったに違いない。勝率5割近いという結果で満足してしまっていたであろう。今年のカープは選手層が厚くなっておりもっと上に行けるはず、とファンが無意識に感じているからこそ、このような声があがるのだと思われる。

また、もっとこうこうなっていれば更に勝ち星を重ねられたはずでありそうなるよう采配できなかった監督は無能だ、という声も多い。これも強いチームのファンに共通する特徴である(弱いチームのファンにもよく見られる特徴だ)。異なる選択肢を選んでいれば必ず好結果が出ていたのだ、と確信していなければ、そのような声はあげられない。カープの強さを理解しているからこその言葉であろう。どの選択肢であってもバッドエンド確定だった過去のカープとは違うのである。

今年、カープは優勝する。
それは、私が毎年カープ優勝を確信していることからも明らかだ。
秋が楽しみである。

| | Comments (16) | TrackBack (0)

引き分けで終了

「ここまで実力が拮抗しているとは」
「これはまるで、千日戦争の形。千日戦いを続けても、このままの状態では勝負はつかない」
「ふっ、ならば互いに秘技を繰り出すしかあるまい!」
「消滅を望むか……それもよかろう。死すべしカープ! オーム、四番・寺内(天魔降伏)!」
「なんの。貴様ごとき獅子の牙が粉砕してくれる! 四番・中東(ライトニングボルト)!!」

今日の試合は、解説の桑田氏がとても良かったですね。冷静で。技術的な話もしてくれるし、両軍に目を配った公平な話しぶりでした。水野氏もなかなか。まぁ中畑氏に比べれば誰でもいいです。
この三日見てきましたが、日本テレビも気づいた節があります。読売だけではなく各チームにそれぞれ英雄・人気者を作ったほうが、自分たちの金儲けに役立つことに。関西圏のテレビ局もそれに気づいて欲しいものです。無理かな。

| | Comments (47) | TrackBack (0)

浮き足立つな

待ちに待った2009シーズンが開幕した。
この日のため、広島東洋カープを存分に応援するため、私はありとあらゆる方策を巡らせてきた。
ダイエットを兼ねてフルイニングのスクワット応援に耐え得る強靱な肉体を作り(失敗したが)、全国各地での観戦に備えた応援活動資金を準備し(失敗したが)、球場で一緒に応援してくれる美女を見つけ(失敗したが)、そして、仕事で遅くなる場合でも映像が見られるよう録画環境を整えた(これは成功した)。

準備の甲斐もあり、初戦、二戦目と赤松の勝ち越し打、栗原の逆転弾、シーボルの微笑顔など名場面を繰り返し見ることが可能となっている。資金難で東京ドームに行けず、メタボな肉体をもてあましながらも、私は一緒にテレビ観戦していた脳内彼女と喜びを分かち合った。素晴らしい2009年が始まったと感じている。

しかし浮かれていてはいけない。
まだ2戦が終わっただけである。優勝への道のりは遠く、様々な障害がカープの前に立ちはだかってくることは容易に想像がつくからだ。今日はヒーローになったとは言え40本塁打は厳しいであろう栗原、20勝も微妙な前田健、アホになりきれない梵など、戦力不足は否めず不安要素を数え上げればきりがない。カープの優勝確率など80%に満たないであろう。

浮かれすぎると、思い通りにならなくなったとき負の感情が選手たちに向かいやすい。冷静で客観的な視点を残しつつ、選手と泣き笑いを共にし、盛り上がるべきである。
それらを踏まえながら、私は祝杯をあげる。
ケンタサイコー!

| | Comments (27) | TrackBack (0)

«高橋建、大陸へ